エンゼルス 6-1 アスレチックス
エンゼルス6-1アスレチックス(8日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスで投打の「二刀流」に挑む大谷翔平(23)がアスレチックス戦に先発し、7回を投げ毎回の12三振を奪うなど1安打無失点で2勝目を挙げた。本拠地初登板で圧巻の奪三振ショーを披露。球数は91で1四球で防御率は2・08となった。七回一死まで1人も走者を許さない「投手・大谷」に日曜のアナハイムは熱狂の渦に包まれた。
圧巻の立ちあがりだった。エンゼルスタジアムのまっさらなマウンドに立った大谷。一回は3者連続三振。先頭のジョイスをスプリットで空振り三振、続くセミエンには真っすぐで空振り三振、ローリーはスプリットで空振り三振に仕留めた。エ軍はその裏、2点を奪った。
大谷の二回のマウンド。先頭のデービスは中飛。続くオルソンはスプリットで空振り三振。前回登板で3ランを許したチャプマンは左飛に抑えた。三回のマウンド。先頭のルクロイを一邪飛。続くピスコティをスプリットで空振り三振、続くスモリンスキーもスプリットで空振り三振に斬った。その裏、エ軍はトラウトが3号ソロを放ち、1点を追加した。
大谷の四回のマウンド。先頭のジョイスを一ゴロ、2番・セミエンは99マイル(159キロ)の真っすぐで空振り三振、続くローリーは二ゴロに抑えた。エ軍はその裏、2点を追加。5-0とした。
五回のマウンド。4番・デービスを真っすぐで空振り三振。続くオルソンは99マイル(159キロ)で空振り三振。最後はチャプマンをスプリットで空振り三振に仕留めた。六回は7番・ルクロイを右飛、ピスコティを二ゴロ、続くスモリンスキーをスプリットで空振り三振に斬った。その裏、エ軍はシンプフがソロ本塁打を放ち、6-0とした。
メジャーリーグの公式サイトによると、開幕から最初の10試合で2勝、3本塁打をマークしたのは、1919年のジム・ショー(セネターズ)以来で99年ぶり。また、ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)によると、同一シーズンで出場3試合連続本塁打と2桁奪三振を記録した選手は過去にケン・ブレット(1973年)とベーブ・ルース(1921年)だけで、大谷が史上3人目だという。
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